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- 生命保険講座3「貯蓄と保険の違い」
「貯蓄は三角、保険は四角」という言葉もあるように、保障としての性質は貯蓄と保険では大きく違います。しかし、どちらが優れているということではなく、必要に応じて使い分ける必要があるということなのです。それでは、貯蓄と保険をうまく使い分けられるよう、違いをしっかり理解しておきましょう。

貯蓄の得意な人と苦手な人がいるかと思いますが、よくあるのが給与から毎月自動的に一定額を貯蓄口座などに振り替える方法です。この方法で毎月少しずつ貯金をして、30年ほど貯めたとしましょう。仮に1ヵ月30,000円を貯金すると、金利等を除いた額で360万円になります。もし、15年目で病気や事故で入院せざるを得なかったら、そのときに貯金額から支出できるのは半額の180万円ほど。つまり、ある程度の年月がないと、まとまった額にするのは難しいわけです。このときの月日と貯蓄額(=万一のときに使える額)をグラフ化しますと、三角形になります。これが「貯蓄は三角」と言われる理由です。

保険は貯蓄とは違い、保険料の総支払額と保険金が比例しません。契約がスタートすると、仮に1回分の保険料しか支払っていない人でも、要件を満たしていれば保険金を受け取ることができるのです。つまり、必要保障額が貯まるのを待つこともなく、すぐに保障に必要な金額を準備できるのです。この年月(保障期間)と保障額とをグラフ化しますと、グラフの形は四角形になります。これが「保険は四角」の理由となっています。
この2つのグラフの面積を比較すると、保険はずいぶんとお得なように見えますが、重要な点を忘れてはいけません。保険金が下りるのは病気やケガ、もしくは万一のときに限られるのです。あくまでも非常時のときの保障ですから、ほかの用途には使えません。貯金の方は、流動性の高い現金などで貯蓄しておけば、健康だったときにほかの用途に振り分けて使うことができます。そのため、万が一の備えのすべてを保険もしくは貯蓄だけの一方に偏らせるのはよくありません。誰も自分の寿命、病気になる時期を的確に当てることができないからです。貯蓄と保険、両方の特徴を理解した上で、毎月どれくらいの額を双方に分配するかを検討するのがいいでしょう。
提供:保険見直し本舗























